2024年02月09日
NISAで1,300万円消えた・・・


こんな記事が載っていた(https://news.yahoo.co.jp/.../94959744ad22a0146720f7740992...)。
1,300万円が10年弱でなくなったというから、元手1,300万円、期間10年の有期年金だった、との見方もできる。
仮に、運用・受取期間10年、原資1,300万円、運用利率3%として資本回収係数で計算(https://keisan.casio.jp/exec/system/14289016360617)すると、年金額は約152万円、月額では12万台後半となる。
公的年金が月25万円ということなので、足すと37万円台、よく引用される生命保険文化センターのサイト(https://www.jili.or.jp/lifeplan/lifesecurity/1141.html)では、ゆとりある老後生活費は平均37.9万円となっているので、ほぼ良い暮らしが送られていたのではないか、と推察される。
ところが、「70歳になる直前に・・・1,300万円が消えた」ということが分かって、びっくり仰天どころではなくなってしまった、というのである。
そもそも投資信託は玉石混交、その上、金融機関で勧められる投信には碌なものがない、というのが通説なのだが、そのブラック投信に1,500万円もつぎ込んだというのだから、こちらもびっくり仰天を通り越した。
さらに驚いたのは、「NISAは初年度の120万円分の枠のみ使用し、1,500万円のうち1,380万円はNISAを使わずに一括で投資していた」というのである。
もっとも、トータルリターンは「15%程度のプラス」というのであるが、「元本を取り崩した分の分配金を、すべて普通分配金と考えて使ってしまっていた」という。虎の子の退職金の相当部分を10年弱で費消、あるいは浪費してしまった、ということである。
一方、金融機関は投信販売で儲かっている。「販売時と保有時に・・・資産から引かれていく手数料も高額」とある。
悲劇というべきか。
退職後に投資デビューというのがいかに危険か、若いうちに痛い思いをしていれば回復期間は長いのだが、残された時が短い年齢で大きな痛手を被ると、再起不能になるやもしれない。
かくいう私も投信に手を染めた頃は毎月分配に目が眩んで色々買い求めた。分かったことは、分配回数と分配金が多いほど、基準価格の下落速度は速い、ということだ。
ただし、旧NISAから新NISAへの切り替え時に意外だったのが、毎月分配でも購入時より基準価格が上がっていたものがあったことだ。また、米国株式連動インデックスはなんと3.5倍になっていた。
記事には「どういった商品でどの程度手数料が発生するかをしっかり理解」とある。この種の記事で常套句であるが、頭で理解しただけでは難しい。実地経験がないと身につかない。車の運転や水泳と同じだ。
投資のルールというものを若いうちからコツコツと身につけていきたいものだ。
さて、ランチも当たり外れがある。評判を聞いて初めて行った豊川の中華楼は、まずまず。ナビで初めて入った麺類食堂は、駐車場も混んでいてはやっていたのだが、私にとってはハズレだった。
何事も経験であるのは、投資と同じかも。
Posted by 青山拓水 at 17:53│Comments(0)
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