2023年02月19日
2・11日経「マネーの学び」から・・・4番目は「遺産分割を確定」が重要語
毎週土曜日は「マネーの学び」、4題(4ページ)ある。
この週のトップストーリーは「新NISA、共働きのの活用術」、この種の記事では大事なことが末尾に出てくることが多い。今回も最後の段落、損切りと非課税メリット、必要経費は貯蓄で、売却時の時期分散などが載っている。
次は高額療養費制度。ありがたい制度だが、まだまだ知られていないようだ。医療費基金(という名で)を自分で貯めておいてこの制度を使えば、民間保険会社の医療保険は不要、ということが書いてある本も複数ある。
3番目は家具・家電のレンタル。賃貸住宅でもそうだが、長く借りると負担になる、とは一般論で、多くの場合はそうなのだが、一定期間後に買い取れる仕組みもあるそうだ。車にはそういうのがある。
最後は相続。やはり大切なことが記事の最後、左下の表に集まっている。「遺産分割を確定して申告」というものである。色々な特例が説明されているが、相続税の申告期限までに確定できなければ特例は使えない。肝心要なのだが本文ではさりげなく触れている程度。相続人間で揉めれば最後。遺言書があれば、という事例は実に多いそうだ。しかも相続額が少ない場合に多いとも聞く。相続税の申告期限は10ヶ月。まとまらなければあっという間に過ぎてしまう。円滑迅速な相続には遺言書が必須だ。
Posted by 青山拓水 at 18:08│Comments(0)
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