2019年07月31日

高齢受給者証

 健康保険の加入者とその被扶養者および国民健康保険の加入者で70歳以上75歳未満の人には高齢受給者証が交付される。保険証と一緒に出すと窓口負担は原則2割となる。ただし、収入が多ければ3割負担となる。
 最近は定年が伸び、70歳になって働いている人もいる。こういう人は健康保険に加入し続ける。退職して国民健康保険に入る人もいる。高齢受給者証で窓口負担の割合が決まる収入要件は健保と国保で若干異なっている。
 健保の場合、2割負担になるのは加入者の標準報酬月額が28万円未満だが、申請により、被扶養者のいない世帯では年収が383万円未満、一定の要件を満たす被扶養者がいる場合世帯は年収合計が520万円未満なら2割負担となる。(https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g3/cat320/sb3160/sbb3166/260812
 国保の場合は住民税課税所得が145万円未満、ただし、申請により国保加入者が一人の場合は年収が383万円未満、加入者二人の世帯は年収合計が520万円未満なら2割負担となる。(http://www.city.rikuzentakata.iwate.jp/kategorie/hoken-iryou/hoken/kokuho/kourei-jyukyuusya/kokuho-kourei.html
 なお、詳しくはそれそれの窓口で確認することが肝心である。
 国保の高齢受給者証についてネットで検索していたら、上記のように陸前高田市のホームページに出会った。震災で大変なことになった市である。奇跡の一本松がある。国保の高齢受給者証の情報はここのサイトで確認した。
 気になって現在の市役所の位置を見てみると、海抜60mのところにあるとなっていた。(https://www.mapion.co.jp/phonebook/M14004/03210/ILSP0000000121_ipclm/
 同市は地図で見るとリアス式海岸が連なる湾の奥深くにある。リアス式は津波の高さが増幅される地形である。航空写真で見ると、湾に近い方はまだ建物がないが、造成は済んでいるように見える。市役所は海岸から3キロ近くいったところにあるようだ。三陸自動車道のICがすぐそばにあり、周囲には戸建住宅の団地ができている。防災センター、中学校、労金、交番なども見られ、復興が進んでいる様子である。
 自動車道の奥は山地で、これ以上海から離れた位置に建物を建てるのは宅造の費用が嵩みそうだが、仮設団地や歯科医院、郵便局などもある。川沿いに平地が見られ、主に耕作地に利用されているが、住戸も点在している。近年土石流の甚大な被害が各地で起きているが、数年前被害のあった中央線沿線も空撮写真はこんな感じで、飯田線沿線もよく似た感じである。災害列島を改めて感じた。平穏な日々が続き、早く復興が遂げられることを願う。


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Posted by 青山拓水 at 16:33│Comments(0)健康保険
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