2018年08月11日

山猫

 ようやく「山猫」を観た。6月にBSで放映されると知って録画しておいた。だいぶ前「変わらずにいるためには常に変わり続けていなければならない」という意味のセリフが「山猫」にあると新聞で読み、興味深い言葉だと思っていたら、程なくして別の新聞でも同じような一節があり、「山猫」をネットサーフ(古い言葉かも)していたら塩野七生の「ローマで語る」という本が出て来て、読むことにした。読書の記録を見ると3年ほど前のことだった。
 監督は「ベニスに死す」のヴィスコンティ。バート・ランカスターが宵の明星、金星の輝きを放つ。改めてアラン・ドロンは美男子と感じ入る。
 テレビの小さな画面ではあるが、綺麗な映像が続くことは「男と女」を思い出す。この本の19頁、「逆立ちしたってかなわない映像」とあるが、色彩も構図も上出来、ウィキペディアのエピソード欄を読んで、多くのロウソクには訳があったと分かった。「常に変わるが実際は何一つ変わらない」(同書20頁)とは確か終わりの方で出てくる言葉、冒頭にあげたセリフは始めの方に出てくる、対照的のようだが、同じことを言っているようにも取れる。
 「ニューシネマパラダイス」を観て以来シチリアには憧れを持っていたが、砂漠のような風景を見て、これはこの映画の骨格になっているのだが、ろくに海外経験のない私には、シチリア一つをとっても、想像の域を出ることはない。
 図書館に岩波文庫版の「山猫」があった。遅まきながら、読みたい本のリストに登録した。


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Posted by 青山拓水 at 13:51│Comments(0)ひねもす
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