2018年06月14日
バジル
農協で買ってきたバジルの苗が根付いたようで、初収穫、香りが強く、今年も長く楽しめるか。紫色のも珍しいと思って買ってきて、こちらも順調の様子である。農協の店も今年はバジルの種類が増え、よく売れるからなのかと思う。あれもこれも買っても、と、今年は2種類、それでも食卓が少し賑やかになりそうである。
この春から常滑に行く機会ができた。常滑は焼き物の街、確かに、半田方面から入っていくと、陶磁器会館があり、専門のショップが点在し、焼き物散歩道の入り口が見え、そのままいくと市役所、その裏には競艇場が見え、ここからめんたいパークも近い。競艇はやらないが、相当昔、常滑焼祭りの会場が競艇場であり、わざわざ出向いたことがある。四角の小皿5枚セットを買ってきたが、今は引っ越しで行方不明になっている。
このあたりには廻船問屋で繁盛した豪邸も残っていて、これも相当昔、案内されて焼き物散歩道を歩きながら訪ねたことがあった。
焼き物は土と炎でできる。土といえば農業も土の産業、通じるところがある。常滑市役所は食堂や庁舎清掃に知的障害者と思われる人たちが働いていて、他の公的機関ではあまり見ていないので、ここは焼き物というあたたかいものを作る土地柄なのか、市役所も弱者にあたたかいところなのだな、などとつい思ったりもする。
ここで「遺児巡拝」というポスターを見た。先の大戦の戦死者の遺児が現地を訪れて慰霊をする場合に、自己負担は10万円、残りは国が出すという。平成3年度から始まっているそうだ。こういうポスターも常滑でしか見ていない。遺児といっても高齢である。現地は遠い。こういう事業には意義を感じる。
弱者にあたたかいといえば、最近、初心者にやさしくない、意地悪な人の話を聞いて、警察のことを思い出した。先日遺失物の届出で警察に行くことになった。一般に警察は怖いところという印象で、緊張して行ったが、担当者は親切で優しく、さすがに強大な公権力を持っているからには、悪い者には強く出るが、弱者や困っている者には優しいのだ、強い者かくあるべし、である。県警のホームページを見ると、「よくある警察相談Q&A」というのがあり、この中の「県民の方から多く寄せられる相談」のところを見ていたら、Q2が解雇のこと、Q3が給料未払のこととなっていて、警察にはこういう労働トラブルの相談も「多く寄せられ」ているのだ、とやや驚いた。こういう問題は労働局や労働基準監督署、県の労働委員会、弁護士会、社労士会などが窓口と思うのだが、そういう窓口があるとはまだまだ知られていなくて、あるいは知っていても敷居が高かったりして、やはり、困ったらまず警察、ということなのだろうか。そして、警察の窓口では門前払いせずに一応話を聞いて、窓口を案内するようにしているのであろう、とうかがわれるのである。強いものは弱者に優しく親切であるべし、そして、警察の窓口はそうなっているようである。善良な住民には心強い味方、そして、そうあってほしいものだ、と改めて思った次第である。
当方、浅薄な知識経験しかなく、たまに相談を受けると知識の不足を痛感して、十分な味方になれない自分を嫌いになることがしばしばある。少しの時間もみつけて、研鑽を積まねばとそのときは思うのだが、実行がついてこない。哲学の講座にも通っていて難解なテキストを読む時間、研鑽を積む時間、少し放っておくと無秩序になる菜園兼用の庭の手入れの時間、洗車の時間、掃除の時間、録画したテレビを見る時間、寝る時間も必要だ。人生、残り時間が気になるようになってきた。夜飲酒すると体重が増えていることが、うかつにもついこの間分かった。アルコールのカロリーの高さを思い知った。だが、どういうわけか、豊川駅前にはこの頃飲酒できる店が増えてきた。どれも小ぢんまりとしていて、魅力的である。小遣いが少ないので足繁く通う余裕などないのが、不幸中の幸いというべきか。
小遣いというのは一体何だ、と思うことがある。小遣いと言っても多くは使途が決まっている。そんなものは小遣いとはいえない。この間も某FPが小遣いは収入の何パーセントが適当、などといっていたが、小遣いというのは自由に使えるお金のことなのに、大半は使い道が決まっていて、その部分は小遣いではない。どうやら、自分のつたない経験から言うと、自由に使えるお金というのは、人知れず入ってくる不労所得が源泉になっているお金くらいしかないのではないか、と思う。こっそりやっている株式投資から入ってくる年2回の配当金とか、受給できるようになったが家族も知らないでいる自分年金とか、そういうものに限られるのではないだろうか。家族、ことに配偶者に知られている収入はいくらお小遣いといわれても使途自由とはいえない。隠れ資金こそ小遣いであろう。こういうものは何に使っても、人の意向は、 例え家族であっても関係ない。つまり、本来の小遣いは表には出てこない。小遣い何パーセントというのは、一体何だ、と思うのである。
Posted by 青山拓水 at 16:19│Comments(0)
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